動物愛護センターや蒲郡市役所には飼い主のいない猫や外飼いされている猫によるふん尿や鳴き声などに対する苦情や相談が寄せられています。猫はなわばり意識が強い生き物なので、外に猫がいる以上はこれらの問題はたえず発生していますので、対策についてご紹介いたします。
参照:長野県ホームページ
猫で困っている方へ
猫が庭や花壇・畑に入り込みふん尿をまき散らしているのは、その場所が猫にとって快適な場所だからです。しかし、そのにおいや植物への被害など、決して気持ちの良いものではありません。フェンスの設置などのほかに、猫を寄せ付けない効果がある方法を紹介しますので試してみてください。猫とのこんくらべです。猫により効果に差があったり、最初は効果があっても、しばらくすると慣れてしまう場合もあります。
猫を庭などに入らせないための32の方法
使用方法などの詳細については、こちら(PDF:229KB)からご覧ください。
1 酢 | 2 木酢液 | 3 においのミックス |
4 はっか湯 | 5 コーヒーかす | 6 ドクダミ茶の茶殻 |
7 コメのとぎ汁 | 8 みかん等の柑橘類の皮 | 9 重曹 |
10 トゲのある植物 | 11 地面をおおう植物 | 12 においの強いハーブ |
13 市販の忌避剤 | 14 バークチップ | 15 防犯砂利 |
16 水を撒く | 17 枯れ枝 | 18 松ぼっくり |
19 割りばし | 20 EM菌 | 21 卵の殻 |
22 園芸用の灰 | 23 網 | 24 センサー感知ブザー |
25 センサー感知超音波 | 26 猫のトイレ |
(引用:公益社団法人神奈川県動物愛護協会 黒澤泰先生)
外飼いしている猫の飼い主の方へ
外飼いをしている猫は、飼い主が近隣のお宅へ迷惑をかけないよう最大限の配慮をすることが重要です。猫が自宅のトイレでふん尿をしていない場合は、外でふん尿を済ませているのでまわりのお宅に迷惑をかけている可能性が高いといえます。
また、動物がみだりに繁殖して適正飼育が困難となる場合には、不妊去勢手術などの繁殖防止措置を行うことが義務付けられています。
ふん尿による被害や野良猫の増加は近隣トラブルの大きな原因となります。猫は室内飼いが理想ですが、やむをえず外飼いする場合は不妊去勢手術を必ず実施し、猫の健康管理のためにも自宅内でトイレができる環境づくりをしましょう。
猫トイレの設置
アイデア1 発泡スチロールの活用
・底に穴をあけます。
・土を8分目までいれます。
アイデア2 プラスティック製植木鉢(プランター)の活用
・プランターの土がこぼれないように、ネットまたは小石を底に敷きます。
・土を8分目までいれます。
※ふん尿はすぐに取り除き、いつも清潔に保つことで、猫が利用しやすくなります。
※軒下や壁沿いの雨の当たらないところに置きましょう。
不妊去勢手術・所有者明示
猫は手術をしないと確実に増えます。外飼いをする場合は、不妊・去勢手術を行い、野良猫が増えないように配慮しましょう。また、首輪に迷子札をつけるか、マイクロチップを装着し、飼い主がわかるようにしましょう。
えさは出しっぱなしにしない
えさを屋外で与える場合、決まった時間に与え、食じがすんだら片づけましょう。においの発生を防止するほか、野良猫やカラス等を寄せ付けないためにも重要です。